こんにちは、サン-リブ社員の堀内崇です。
採用についての配信はずっと続けないといけないの?
結論はYesです。[いけない]というMUSTの意味までは強制しませんが、できる限り続けたほうが良いと考えます。
理由は2つあります。
1つ目は、採用は常に一過性のものではないからです。
新卒一括採用だけというのは昔の話。ほとんどの企業で中途採用が当たり前になりました。
ということは「いつでも募集しなければならなくなる」「いつでも応募が来る状況である」ということでもあります。
突然、募集しなくては…というときに何も準備していなければ、結局民間の求人サイトに求人掲載費用という名の「高い広告費」を払わなければなりません。
普段から採用について発信をし続け、準備を行った上でいざ募集を開始するときに門戸を開く…ことを行えば、高い広告費を払わなくて良くなります。
2つ目は入社を希望している人はホームページを必ず見ているということです。
私見ですが、よほどの高齢者ターゲットや単発バイトではない限り、これはほぼ100%といっても過言ではありません。求職者にとっては自分の1日の時間の大半を費やす場であることですから必ずリサーチするものです。そのときに発信されている情報が少ないと求職者にとっては懐疑的になってしまいます。
求人サイトに、求人誌に掲載しておけば万事OKというのは損をしています。
「会社のファン」を育てれば採用広告は不要になる
私が面白く読ませていただいている方の一人に米村歩さんという方がいらっしゃいます。元ブラック企業で現在はスーパーホワイト企業である株式会社アクシアの代表を務めていらっしゃいます。米村さんのnoteが非常に参考になったので下記に貼り付けます。
「ちょっとこの会社に興味がある」程度の軽い気持ちではなく、アクシアで働くためにスキルを磨き、アクシアで働くために1年でも2年でも応募が出るのを待ち続けてくれるような、熱烈なファンが今ではたくさんいます。
これはすごいことです。現にツイッターで募集をかけると
2020年の現在は、必要になった時だけ求人応募を出すわけですが、Twitterで1件募集のツイートをするだけで200人以上の人が応募してきてくれます。
1件のツイッターの投稿で200名が応募!!
びっくりですよね!!!
なぜそれができるのか、米村さんのnoteにも記載ある通りズバリ「情報発信の強化」につきます。
情報発信というと、なにか会社に良いことをたくさんアピールすれば良いかと考えがちですが、決してそうではないと断言します。もちろんネガティブなことは論外として、「会社に良いことのアピール」だけではファンはできません。
米村さんの場合で言うとたとえば・・・
「弊社は労基法は採用していない」みたいなことを言ってしまう経営者は、日本は法治国家であり、お前の会社だけ治外法権みたいなことにはならないという当たり前の前提事項を理解できないなら今すぐ会社経営やめてください。
— 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) June 21, 2021
・性格悪いやついるとやる気が失せる
— 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) August 26, 2019
・性格悪いやついると重箱の隅をつつかれる
・性格悪いやついると会話するのが大変
・性格悪いやついると周りが病む
・性格悪いやついると最悪周りの人が辞める
数値化できないけど、性格悪いやつ採用することによって生産性に与える影響は甚大だと確信している。
といったやや過激な発言もあります。過激な発言の是非はとにかく、一貫して「ブラック企業の論理は反対」である姿勢を貫いています。したがって、何かしらのブラックな経験を強いられた人を中心に支持されています。(つい10年くらいまではブラックな働き方が多かったと思います。。)
ポジティブだけでなく、しっかりとした意見を持って発信するその発信にファンが付いてくるのです。
米村さんのように情報発信を強化して、定期的に発信し続ければその発信に共感した人が集まってくるようになるのです。
音声は共感を大きくするメディア
とはいっても毎回定期的に書くのは難しい…でしょう。
ここで活躍するのが音声メディアです。経営者をはじめ社員に登場してもらい、話題を展開します。仕事の話、仕事上での悩みの話でも良いかもしれません。感動したことやつらかったことを社員の方に話していただくことも、リアル感が現れて良いでしょう。
こういったぶっちゃけ話を通して、聞くユーザーは「あぁ、こういう会社んだなぁ」という印象を持ちます。
その印象は開示すればするほどよりイメージが伝わりやすくなり、共感されやすくなるのです。
音声は人間性がダイレクトに伝わる共感メディアの性格が強いのですから。
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