こんにちは、サン-リブ社員の堀内崇です。今週はポッドキャストとマーケティングについてお話しいたします。
音声コンテンツはどの年齢層にリーチするのか
音声コンテンツ、音声配信がブームになっている…ことさまざまなメディアより聴いている方も多いと思います。とはいえ、周囲で音声配信を聴いているという人がいないケースも。
では音声コンテンツはどの年齢層が主に利用(聴いている)のでしょうか。
2021年1⽉に発表された株式会社オトナルと朝日新聞による
「PODCAST REPORT IN JAPAN ポッドキャスト国内利⽤実態調査2020」
(資料引用元はこちら)によると次のような結果が明らかになりました。
(2020年12月4日〜5日株式会社オトナルと朝日新聞社調べ)
・ポッドキャストを1ヶ月に1回以上利用するユーザーは14.2%
・国内ユーザーはおよそ1123.7万人と推定される(調査母数は600)
・なかでも20代男性の割合が16.2%とトップを占める
・以下、30代男性、40代男性、20代女性と続く
・ポッドキャストのユーザーは20〜30代が50.8%を占める
以上のことが判明しております。
音声コンテンツは20〜30代にリーチしやすく、ついで40代男性に響いているデータがわかります。
どちらかというと男性メイン?のイメージもありますが、一方でSpotifyは女性に多く利用されていることが判明しています。
引用元:(ストリーミング世代のライフスタイル調査 | Spotify Advertising よりSpotify AB)
・Spotifyユーザーは女性ユーザーが55%
・35歳未満が56%を占める
・92%がスマホユーザー
ということが判明しております。
(調査:2019年11月ビデオリサーチ社によるSpotifyユーザープロフィールWEB調査)
2019年時点でのSpotifyはAnchorを買収して1年も経っていないころなのでどちらかというと音楽配信がメインの頃だと推測すると、音楽ストリーミング配信は女性の方がどちらかというと利用しやすいのかとも考えられます。
しかし、総じて変わらないのは音声コンテンツは20〜30代による利用が多く占めていることです。
音声プラットフォームを利用されているケースが多く、50%を超えるデータであれば、音声コンテンツは20〜30代にリーチしやすいことから今後も音声コンテンツは20〜30代を中心に、次点に続く40代へと伸びてくると見られるでしょう。
では、一方で高齢層にはあまりリーチしないのかというと、そうでもなく。
(総務省|令和2年版 情報通信白書|主なメディアの利用時間と行為者率 より引用・出典:総務省情報通信政策研究所「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」)
・60代のラジオ聴取時間数が2017年を底に再び増加傾向
・60代のインターネット利用行為者率が急増している
ことを考えれば、潜在的にラジオに親和性が高い60代に音声コンテンツがリーチしないことは決して無いのではないかと考えられます。
おそらく60代のユーザーがスマホでラジオを聴くことを想定していないが、もしその使い方に気づいてもらえれば、繰り返し聞ける音声コンテンツには可能性があるのではないか…とも思えます。
現にニッポン放送などのAM局がポッドキャストにも積極的に展開しております。「聴き逃し」からのユーザー離れを防ぐ意味でもこれは大きいかもしれません。
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